上座と下座のマナー

「最近の若いものは常識がない」と口にされる方が多くいらっしゃいますが、常識というよりは「マナーが無い」という表現のほうが当てはまるのかもしれません。 そもそもマナーとは、食事の場に例えて説明するならば一緒に食事を摂る相手を不快にさせない為の暗黙のルールであり、あくまでも相手を気遣うという意味合いがあるのです。

それを知らなければ当然社会に出る上で不利を被る場合もあるでしょう。 接待などのお仕事は特にマナーがあるかないかが大きく問われるかと思います。

例えば飲食店での接待時、まず最初に席に通された際、接待する側が接待される側より先に奥の席に座った場合、間違いなくその接待は成立しないと考えられます。

そもそも奥の席とは上座を指す場合が多く、立てるべき相手が同席している場合は先に奥に通すことがマナーとされていますが、実は知らない方も多くいらっしゃいます。 そして接待される側から、なんてマナーのない人間なんだ!と思われてしまったら、そのマイナスイメージを挽回することは非常に困難です。

このような事態を回避するために、明確なマナーがわからなかった場合でも思い出して頂きたいのは いかに相手を不快にさせないか という点です。 その「気遣い」さえできていれば、自ずと応用も効くのです。

この例は最も一般的なものですが、恥をかかないためにも是非「マナー」とは何かを考えるきっかけになれば幸いです。